特別研究

首里城焼失特別研究

2019年10月31日、世界遺産「首里城跡」に復元された首里城正殿、北殿、南殿などが火災により焼失しました。首里城の焼失は、沖縄観光にとってどのような影響を及ぼしたのか、あるいは復興に向けた課題や提案などについて多角的に研究するため、「首里城焼失特別研究」助成を設け、公募により採択された1件が2020年度に取り組みました。

2020年度 「首里城焼失にみる観光被害の実態と課題
-観光資源における普遍的価値と象徴性の観点から-」
研究代表者:千葉 千枝子
『観光研究』Vol.33 No.1掲載-研究報告

東日本大震災特別研究

2011年度、日本観光研究学会では、東日本大震災の被害を受けられた地域、また風評被害を受けている観光地域の復興のために、本学会でもできうる活動を行い貢献したいと考え、「東日本大震災特別研究」を設け、2011年度は5件、2013~2014年度は3件が公募により採択され、取り組みました。

2013~2014年度 「被災地の観光復興過程に見る地域力の創出
-福島県相馬市松川浦への実践活動を通して-」
研究代表者:井上 晶子
『観光研究』Vol.26 No.2掲載-最終報告
「東日本大震災からの観光産業の復興と課題
-釜石市をケースとして-」
研究代表者:千葉 千枝子
『観光研究』Vol.26 No.2掲載-最終報告
東北のカキによるガストロノミーのブランド化と観光事業の再生の研究
研究代表者:尾家 建生
『観光研究』Vol.26 No.2掲載-最終報告
2011年度 「東日本大震災による観光産業の被害の実態と対応
-釜石市・陸前高田市を対象に-」
研究代表者:千葉 千枝子
最終報告 中間報告
「エコツーリズムによる震災復興支援の実証的研究
-岩手県宮古市を題材に-」
研究代表者:海津 ゆりえ
最終報告 中間報告
「東日本大震災後の九州観光の現状
-訪問客の訪問地選びの『合理性』と『風評被害』」
研究代表者:須藤 廣
最終報告 中間報告
「農山漁村における震災復興
-都市農村交流による産業とコミュニティの再生-」
研究代表者:清野 隆
最終報告 中間報告
「東日本大震災の被災地石巻圏における復興初期の観光の可能性」
研究代表者:丸岡 泰
最終報告 中間報告